Seiko Presage Classic Series
アップサイクル・レザーストラップ限定モデル

<セイコー プレザージュ>より、レザーシューズから着想を得た、
クラシックスタイルを楽しむ新作が登場。

1881年創業のセイコーと、1880年に創立され、1961年にアメリカから日本上陸したシューズブランド「リーガル」。
どちらも長年にわたってその技術を磨き、歴史が体現する伝統に寄り添いながら、確かなものづくりを続けてきました。
今回はそんな両者が歩み寄り、クラシックスタイルを現代に再解釈した特別なウオッチが誕生いたします。

江戸時代に粋な色と愛された「白茶(しらちゃ)」のグラデーションダイヤル

ダイヤルには、江戸時代の文化・文政期に茶人や芸道に熱心な人々を中心に愛された、粋な染め色「白茶(しらちゃ)」の柔らかな色味を基調として、緩やかなグラデーション仕上げを施しました。また、上品なゴールドを用いたインデックスと時分針を採用し、視認性を確保するとともに、あたたかみのあるクラシックな印象を引き立てています。

立体感のある繊細な装飾を施したベゼルを採用

ケースは、柔らかな曲線で構成されており、金属でありながらもどこかあたたかみのある、しなやかな造形に仕上げました。ベゼルには、さりげなくブラウンをまとわせ、立体感のある繊細な装飾を施すことで、控えめながらも精緻な装飾美を実現。クラシックな佇まいに、ひときわ落ち着いた風格を添えています。

「ローファー」に着想を得たアップサイクル・レザーストラップ

本作では、靴の製造工程で使用されなかった革材やその端切れを厳選し、腕時計のストラップとして新たに生まれ変わらせた、
アップサイクル・レザーストラップを採用しました。
また、今回は「ローファー」をデザインソースに、上質な革靴にみられる立体的なフォルムをストラップで表現し、
ストラップのケース側にベージュのかがりステッチを施し、機能と装飾的なアクセントを両立しています。
※革の色は部位によって少しずつ異なるため、写真と実物に違いが出ることがあります。

日本だけで手に入れることができる、付け替え用のアップサイクル・レザーストラップ

本作は、お客様ご自身で付け替え可能な、もう一つのアップサイクル・レザーストラップをご用意しています。
リーガルブランドの中でも長く愛されている「サドルシューズ」の製造工程で生まれた端材などを活用し、そのふっくらとしたつま先のフォルムから着想を得て、ストラップの先端を柔和な曲線に仕上げました。
さらにリーガルの靴づくりのノウハウを活かして、クラシックな穴飾りをあしらいました。
ストラップの裏材には、一部の「サドルシューズ」の内側に使われている肌あたりのよい柔らかな素材を採用し、
腕なじみの良いストラップに仕上げています。

アップサイクルについて

アップサイクルとは、使われず捨てられるはずだった素材にデザインやアイデアを加えることで、
より高い価値を持つ新たな製品へと生まれ変わらせる取り組みです。
単なる再利用ではなく、創造的な工夫によってまったく別の魅力を持つプロダクトへと昇華させる点が特徴です。

リーガルは、1880年にアメリカ・マサチューセッツ州でL.C.ブリス氏によって立ち上げられました。
1961年に日本に上陸して以来、人々の足元を支え、暮らしに寄り添ってきました。
「Always feel good」という想いのもと、リーガルはひとり一人の理想に向き合い、悩みや不安を解消することで、日々の生活の心地よさを提供します。
履く前から、履いている最中、そして脱いだ後まで──
製品やサービスを通して、日常に心地よくフィットする体験を、これからも届け続けます。

セイコーとリーガルにおける取り組み

本作で使用されるのは、リーガルの靴づくりに欠かせない上質な革。靴の型は大きく、傷を避けてパーツを切り出す必要があるため、どうしても素材ロスが発生してしまいます。通常は使われずに破棄される端材や、傷や色ブレなどの革材に、今回新たな価値を見出し、アップサイクルによって腕時計のストラップとして再生させました。

リーガルの靴づくりで出た革の端材などを、腕時計のストラップとして新たに活用。
質の高い素材を無駄にせず、再び命を吹き込みます。

靴づくりから生まれた革が、腕時計という新たな形に。
歴史と技術に裏打ちされたセイコーとリーガルのコラボレーションが、
サステナブルでありながらクラシックな一本を生み出しました。

SARX135

キャリバー6R55搭載
165,000円(税込)
2025年10月10日(金) 発売予定
世界限定:3,000本
(うち国内:500本)

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