セイコーと計時

“一生を変える 一瞬がある”

1964年に東京で開催された国際的なスポーツ競技大会で、セイコーは、高精度なストップウオッチを導入し、それまで不可能とされていた0.01秒単位の計時を実現。
0.1秒、0.01秒に挑むアスリートたちの貴重な一瞬を正確に計ることで、彼らの挑戦を支え続けてきました。
また、数多くのスポーツ大会での公式計時も担当。この「正確な時を計る」計時計測への情熱をクロノグラフへと受け継ぎ、アスリートだけでなく、一瞬一瞬も自分への挑戦を続ける全ての人に捧げています。

計時ヒストリー

セイコークロノグラフ マイルストーン

  • 1964

    1/100秒計 積算系ストップウオッチ

    1964年に東京で開催された国際的なスポーツ競技大会において、スタート・ストップ機構に「ハートカム」を搭載したストップウオッチを導入し、それまで不可能とされていた0.01秒単位の高精度な計時を実現しました。

  • 1964

    クラウンクロノグラフ

    1964年に開発された、国産初のクロノグラフ「クラウン クロノグラフ」。手巻ワンプッシュクロノグラフではあるものの、ストップウオッチの確実な制御を可能とする「コラムホイール」を採用するなど、現代のセイコークロノグラフにも通ずる機構を持つモデルでした。

  • 1969

    スピードタイマー

    垂直クラッチを搭載した世界初の自動巻きクロノグラフ「1969 スピードタイマー」を発売しました。垂直クラッチを採用することにより、スタート・ストップ時の指針ずれや針飛びを抑制し、耐衝撃性も向上するなど非常に優れた計時精度を実現しました。

セイコーとワールドアスレティックス

セイコーはワールドアスレティックス(World Athletics=旧IAAF)と1985年からパートナーシップ契約を結び、現在に至るまで、180を超えるワールドアスレティックス主催大会を計時しました。世界最高峰の陸上競技大会である世界陸上競技選手権は、1987年の第2回ローマ大会以降17回連続で公式計時を担当しています。ワールドアスレティックスとの緊密な連携のもと、数々の国際競技大会で感動の瞬間を刻み、30年以上の長きに亘って、ワールドアスレティックスや選手、観客の信頼に応えてきました。

  • 1985

    ワールドアスレティックスとのパートナーシップ契約。
    公式計時は、1987年のローマ大会以降担当しています。

  • (C)Aflo Sports

    2009

    IAAF世界陸上競技選手権2009ベルリン大会
    100m決勝で、再び驚異的なタイムの世界新記録が打ち立てられました。そのタイム「9.58秒」。今後もセイコーは時代を超える偉大な記録を正確に計測し続けます

  • 2019

    IAAF世界陸上競技選手権2019ドーハ大会
    先端の計時システムで、中東初開催の
    世界陸上の成功に貢献

今後も最先端の機材を通じて、時代を切り開く新記録の瞬間や
感動の瞬間を刻み、競技を盛り上げていきます。

SPEEDTIMER SPEEDTIMER SPEEDTIMER

現在発売されている「SPEEDTIMER」のコレクションは、セイコーが長年にわたって培ってきた、計時機器に求められる高い実用性を追求したデザイン哲学に基づいたコレクションです。時間を正確に読み取るための視認性や判読性を備え、スポーツシーンに限らず、あらゆるシーンで正確に一瞬一瞬を記録します。

SPEEDTIMER Lineup