<セイコー スピリット>から、スタンダードをテーマにした新開発のデジタルソーラー電波時計を発売

　セイコーウオッチ株式会社（社長：服部 真二、本社：東京都港区）は、セイコーのデザイナーによる創作活動「セイコー パワーデザインプロジェクト」（※1）から生み出されたシリーズ＜セイコースピリット＞ by パワーデザインプロジェクトの新製品2機種を、希望小売価格31,500円（税抜き30,000円）と36,750円（税抜き35,000円）で、1月9日（金）に全国で発売いたします。

　今回は、「スタンダード」をテーマに2006年に発表された作品をもとに、世界4エリアで標準電波を受信できる新開発のムーブメントを搭載した、デジタルソーラー電波時計を発売いたします。このモデルでは、セイコーが1973年に世界初の6桁（00時00分00秒）表示の液晶デジタル時計を発売して以来培ってきた時刻の読み取りやすさや、デジタル時計のスタンダードな形状など、時計の本質を追求し表現しています。

※1：「セイコー パワーデザインプロジェクト」
2002年にスタートしたこの活動は、プロダクトデザイナー深澤 直人氏のもと、セイコーウオッチ（株）、セイコーエプソン（株）、セイコークロック（株）所属のデザイナーが参加するワークショップです。毎年設定するテーマに沿って、さまざまな時計のデザインを提案し続けており、年々この活動に対する認知や期待が高まっています。これまで、「東京デザイナーズウィーク」をはじめ国内外での展示を重ねており、大きな反響を呼んできました。
2008年1月には、このプロジェクトから生まれた腕時計6モデルが初めて市販され、それらの6モデル全てと、このプロジェクト活動自体が、2008年度のグッドデザイン賞を受賞いたしました。

商品の特徴

世界4エリアで標準電波が受信可能なソーラー電波時計

日本、アメリカ、ドイツ、イギリスの4エリア（5局）の異なる標準電波（※2）を受信し、正確な時を刻む電波時計です。また、光を電気エネルギーに換えて駆動するソーラー式なので、電池交換が不要です。
30分の時差がある都市（地域）も含めた世界32都市（地域）の時刻を表示することが可能です。

※2：受信可能な標準電波

デジタル時計としてのスタンダードを追求したデザイン

セイコーの過去のデジタル時計で採用されていた、時刻が読み取りやすいレイアウトを引き継いでいます。
セイコーの過去のデジタル時計で使われてきた、丸みを帯びた見やすいデジタル書体を用いています。
多くの人がデジタル時計のスタンダードな形状として記憶にとどめている「横長で角張っていながらもどことなく丸い」という形状を丁寧に再現しています。

使いやすい「デュアルタイム表示機能」

上下二段表示による「デュアルタイム表示機能」（時差のある二つの地域の時刻を同時に表示する機能）を備えています。中央部分に大きくホームタイムを、下段にローカルタイムと都市コードを表示することによって、同時に二つの地域の時刻を知ることができます。
ボタンを長く押す簡単な操作だけで、ホームタイムとローカルタイムの表示を上下入れ替えることができるので、海外渡航の際などに非常に便利です。

金属製ならではの高い質感と防水性能

ケース、裏ぶた、バンドすべてに金属を使い、高い質感を備えた現代感覚のデジタル時計です。
日常生活用強化防水（10気圧防水）仕様ですので、安心してお使いいただけます。

商品

＜セイコー スピリット＞　by パワーデザインプロジェクト：2009年1月9日（金）発売予定

【共通仕様】

• 防水性能：日常生活用強化防水（10気圧防水）
  
• ケースサイズ：41.0mm（縦） 41.0mm（横）　[厚さ] 10.0mm
  
• アフターサービス：メーカー保証 保証期間1年間
  

【ムーブメント仕様】

電波修正機能つきクオーツムーブメント キャリバーS760

• 電波修正機能（日本、アメリカ、ドイツ、イギリスから発信される標準電波を受信）
  
• 自動受信機能、強制受信機能、受信結果表示機能
  
• ソーラー充電機能（フル充電から約3ヶ月間駆動。パワーセーブ時は、フル充電から約11ヶ月間駆動）
  
• フルオートカレンダー機能
  
• ワールドタイム機能（32都市）、タイムトランスファー機能
  
• アラーム機能
  
• ストップウオッチ機能（1/100秒計測 10時間計）
  
• タイマー機能
  
• パネライト
  
• 時間精度：平均月差±20秒（標準電波を受信できない場合で、気温5℃〜35℃において腕につけた場合）
  
• ムーブメントサイズ：23.8mm（縦） 33.5mm（横）　[厚さ] 5.8mm