Design

プレザージュのデザイン

100年を超える時計づくりの伝統を継承する、プレザージュの時計づくり。
腕に纏った時の美しさと心地よさを考え抜いた造形と、飽きのこない、長く使ってもらえることを意識したダイヤルデザインで、日本の美意識を発信しています。


ローレルのダイヤル

セイコーは1913年、国産初となる腕時計「ローレル」を完成させました。
そんなセイコーの原点であるローレルのダイヤルレイアウトを採用したモデルが、プレザージュには多くあります。

時代を超えて愛されるダイヤルデザイン

国産初の腕時計として愛されてきたローレルのデザインを現代に甦らせました。
特徴的なアラビア数字のフォントの懐かしさの中には温かみも感じられ、100年を超えても変わらず愛され続けています。
また、サイズなどは時代に合わせた調整を行なっています。

特徴的な「12」

多くのローレルダイヤルレイアウトのモデルでは、赤や金色などで「12」が目立つデザインとなっています。
これは、初期ローレルに採用されていた意匠です。デザインとして優れているだけでなく、どちらが上かをわかりやすくするための実用的な工夫でした。



タイムキーパーのダイヤル

1895年に生まれた、シリンダー脱進機搭載のセイコー初の懐中時計。
針の形状やインデックスの配置に至るまで計算され、抜群の視認性を誇ります。ローレルとともにプレザージュの代表的なデザインの一つです。

抜群の視認性を維持した、
現代版タイムキーパーデザイン

オリジナルのタイムキーパーのデザインはそのままに、針の形状やダイヤル素材を変化させ、現代にアップデート。
視認性をより向上させています。

緻密な奥行き感

立体感のある印刷はダイヤルに美しい奥行きを与えており、緻密な計算をされたバランスを感じることができます。
美しいだけでなくさらにその立体感により視認性も高まり、時計としての実用性が高まっています。



RIKI WATANABEデザイン

日本デザイン界のパイオニア渡辺 力 氏のデザイン哲学である、細部にまでわたる配慮と信念を持った作り込み、見やすさ、美しさのバランスを継承したデザイン。

ダイヤルレイアウト

フォント、針の形状、コントラストに至るまで、渡辺 力 氏のデザイン哲学をダイヤルに再現しています。優れたデザイン性だけでなく、その視認性の高さは、腕時計に求められる本質的な実用性を再認識させてくれます。

琺瑯(ほうろう)と
渡辺 力 氏のデザイン哲学

渡辺 力 氏のデザイン哲学を引き立てる琺瑯。
その独特な温かみのある質感は、氏の「時計という計器をいかにヒューマナイズするか」というテーマにも通じます。
この素材が、時計をただ時間を測るだけではなく人に寄り添ったものにしたいという氏のこだわりを、さらに強調します。

Japanese Design Pioneer

渡辺 力 氏はミラノトリエンナーレ展金賞、毎日デザイン賞、紫綬褒章など受賞多数の、日本デザイン界を代表する存在です。
時計に関しても深い造詣を持ち、多数の時計のデザインを手がけてきました。そんな氏のスピリットがプレザージュの時計には表現されています。



日本庭園をイメージしたシリーズ

日本庭園にインスピレーションを得たデザインシリーズ。日本庭園ならではの色彩や光と陰、わびさびがダイヤルに表現されています。

日本庭園ならではの表情

砂紋や苔の質感など、日本庭園ならではの表情を表現。
バー形状のインデックスで日本庭園の庭石を模しているデザインが多数あります。 それらが繊細で豊かな陰影をダイヤルに落としています。

日本の色彩

ダイヤルでは日本庭園ならではの鮮やかな色彩を表現。
木々や苔の緑をはじめ、紅葉の赤、湖の青を思わせる豊かな表情を見せてくれます。



Cocktail Timeシリーズ

日本のオーセンティックバーをイメージしたデザインシリーズ。
カクテルからインスパイアされたユニークな色合いは、暗いバーの中でも目を引きます。

日本のオーセンティックバー

日本独特の、地下の隠れ家のようなシックなオーセンティックバーの雰囲気をイメージしたデザインシリーズ。
暗い店内に浮かび上がる照明の光とカクテルの色合いをダイヤルで表現しました。
(左の画像SARY131は販売終了をしました)

ユニークなカラーとテクスチャ

各モデルのダイヤルカラーは、カクテルの色からインスパイアされています。
そこに加わるグラデーションや放射線状の型打ちにより、美しい深みある色合いが実現されています。
カクテルグラスのステムのような細いインデックスなど、細かい部分にまでカクテルのイメージを表現しました。
(右の画像SARY131は販売終了をしました)