日本の鉄道とともに84年 セイコーの鉄道時計が2013年度グッドデザイン・ロングライフデザイン賞受賞
セイコーウオッチ株式会社
セイコーウオッチ株式会社(社長:服部 真二、本社:東京都港区)は、公益財団法人日本デザイン振興会より、鉄道時計に対して「2013年度グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」(※)を受賞いたしました。
1929年、当時の江木鉄道大臣より精工舎製19型手巻き式懐中時計が国産初の鉄道時計に指定され、セイコーの鉄道時計の歴史がはじまりました。以来、鉄道事業の心臓ともいえる時刻管理のため、精度はもちろん、徹底した視認性の追求と、過酷な使用環境に対応できるスペックの実現など、時計メーカーとしてのさまざまな配慮を込め、商品づくりを行ってきました。 80年以上前に確立した提げ時計の携帯スタイルと極めてシンプルなデザインはそのままに、それぞれの時代で開発された新しい技術を取り込みモデルチェンジを続けながらも、世界一正確といわれる日本の鉄道を支える必需品として、プロフェッショナルからも一般のお客さまからも時を超えて支持され続けています。
現在の鉄道時計は10年の電池寿命と、太く重量のある長い針を回すパワーを持つクオーツムーブメントを搭載したモデルです。時刻の読み易さを追求したアラビア数字の書体や、光をほとんど反射しないダイヤル色など、究極の視認性がそのままデザインコンセプトとなっています。さらに、リニアモーターカーの床に落としても耐えられる高い耐磁性能の実現など、現代ならではの使用環境を想定した先進技術によるスペックを備えています。
受賞商品は11月13日(水)まで渋谷ロフト6階の「INTERAD」で開催中のグッドデザイン・ロングライフデザイン2013 in LOFTにて展示販売されます。
- :グッドデザイン賞
「グッドデザイン賞」は、1957年に旧通商産業省によって創設された「グッドデザイン商品選定制度」を継承し、1998年より公益財団法人日本デザイン振興会が主催する、世界でも類をみない歴史と規模を有する総合的なデザイン評価・推奨制度です。ロングライフデザイン賞は、10年以上にわたり、デザインを継承しつつ商品性の向上が図られている商品を顕彰するものです。
受賞商品の概要
駆動方式 : クオーツ キャリバー 7C21
電池寿命 : 約10年
精度 : 平均月差±15秒
ケース材質 : クロームめっき
ケースサイズ : 〔外径〕50.4mm〔厚さ〕13.4mm
耐磁性能 : 強化耐磁(JIS2種耐磁時計)
【参考】 セイコーミュージアム所蔵 19型鉄道時計 (1929年)
公益財団法人日本デザイン振興会のウェブサイト
http://www.g-mark.org/
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セイコーウオッチ(株) お客様相談室 0120-061-012