<セイコー プロスペックス>Land Tracer チャレンジ Vol.2恐羅漢スキー場スノーボードレポート
セイコー プロスペックス ランドトレーサーチャレンジの第2回。
今回我々が挑んだのは、西中国山地国定公園内にある恐羅漢スキー場である。スキー場と言えば、北海道や東北地方といった北部地域をイメージしがちだが、広島県や島根県といった中国地方にもかなり大きなスキー場がある。この一帯は冬になれば国内屈指の豪雪地帯で、12月にもなれば100cmほどの積雪を誇る。
恐羅漢スキー場に9:50に到着。着替えを素早くすませ、手元のランドトレーサーで天候を確認すると雪で、さらに風速もかなり強い事が確認できる。スキーウェアの下に厚手のセーターを1枚多めに着込み、吹雪になることを想定しゴーグルを装着する。これで準備万端だ。
余談だが滑走を始めた後に想定より寒く着替えを取りに行くのは面倒だからと薄手の格好で滑走していると無駄に体力を失い、早めの撤退となることはしばしば起こる話しである。事前に天候を確認し適切な服装、ギアを選択するにはランドトレーサーの天候情報を活用することをオススメする。
万全の体制でスキー場入りし早速リフトに乗り込む。
リフトで標高が上がるに連れて、風が強くなりリフトが大きく揺れる。気温もかなり下がってきたがセーターを一枚追加していたおかげで震える心配はなさそうだ。リフトを降り、いよいよ滑走を開始する。
雪質はかなり良さそうだ。一回目の滑走から切れ味の鋭いターンが決まる。周りのボーダーから視線が集まるのを尻目に気持ちよく一本目を終える。アップも完了したところで、ハイペースに数本滑走を行う。雪壁を使ったトリックやコブを使ったオーリーを次々と決めていく。調子も良さそうだ。しかし3本目の滑走が終わったところで猛烈な吹雪が吹き寄せ、荒れた天候となったため一時ロッジに避難する。
一緒に来ていたクルーがおもむろにスマートフォンを取り出すと、この短時間で充電がきれていた。スマートフォンは著しく低い気温ではバッテリーの消費が早くなることもあるようだ。慌てて筆者のスマートフォンを確認すると充電は90%、セーターの中に入れていた事が功を奏したようだ。ランドトレーサーはソーラー充電に対応している為、電池切れの心配は少ない。いちいちスマートフォンを取り出さなくても天候などの情報が確認できる便利さを改めて実感した。
休憩を終え外に出るが、未だ猛烈な吹雪が吹き付ける。体力の有り余る我々は構わずリフトに乗り込んだ。
滑走を始めると午前のゲレンデ状況とは一変し視界がほとんど無く、コブや氷の固まりに衝突し転倒を繰り返す。滑っているのか転げ落ちているのかよくわからない状態でようやく降りてきた時には全身雪まみれで雪だるま状態であった。その後も滑走を繰り返すが天候の回復する兆しは無く、吹雪の中のスノーボードを楽しんだ。
16:00 一日の滑走を終えた。吹雪という悪天候の中、ランドトレーサーは頼もしい味方となってくれた。時計という次元を超え、アウトドアシーンの右腕として今後も活躍してくれそうだ。
お客様からのお問い合わせ先 |
|
<セイコー プロスペック>の公式Webサイトアドレス |