2008年10月14日
プレスリリース

日本最大級のデザインイベント「東京デザイナーズウィーク」に参加。「TOKYO(東京)」をテーマにしたユニークなデザインの時計を出展

セイコーウオッチ株式会社(社長: 服部 真二、本社: 東京都港区)は、10月30日(木)~11月3日(月)に開催される日本最大級のデザインイベント「東京デザイナーズウィーク※1」に参加し、セイコーのデザイナーによる創作活動「セイコー パワーデザインプロジェクト」から生み出されたユニークな時計を出展いたします。
7回目の出展となる今回は「TOKYO」をテーマに掲げ、12のウオッチとクロックを発表いたします。

※1 「東京デザイナーズウィーク」
NPO法人デザインアソシエーションの主催で毎年秋に開催され、今年で23年目を迎える日本最大級のデザインイベント。国内外のデザイナーや企業、大使館、学校などが参加し、東京の明治神宮外苑を中心に、都内各所で各々が出展を行ないます。

「セイコー パワーデザインプロジェクト」について

新しい時計のスタイルの追求

2002年にスタートしたこの活動は、プロダクトデザイナー深澤 直人氏※2のもと、セイコーウオッチ(株)、セイコーエプソン(株)、セイコークロック(株)所属のデザイナーが参加するワークショップです。毎年設定するテーマに沿って、さまざまな時計のデザインを提案し続けており、年々この活動に対する認知や期待が高まっています。これまで、「東京デザイナーズウィーク」をはじめ国内外での展示を重ねており、大きな反響を呼んできました。

今年には、このプロジェクトから生まれた腕時計6モデルが初めて市販され、この度10月に、それらの市販モデル全てと、このプロジェクトの活動自体が、2008年度のグッドデザイン賞を受賞いたしました。 なお、このプロジェクトから生まれた掛時計15モデルも、昨年より市販されています。その中の6モデルが昨年度のグッドデザイン賞を受賞いたしました。

※2 深澤 直人(ふかさわ なおと)
1956年生まれ。多摩美術大学卒業。2003年Naoto Fukasawa Design設立。日本を代表する国際的なデザイナー。イタリア、ドイツ、フランス、北欧など国内外のプロジェクトを多数手がける。
「MUJI」CDプレーヤー、「±0」加湿器、「au/KDDI」INFOBARおよびneonはニューヨーク近代美術館(MoMA)永久収蔵品となる。2007年、英国王室芸術協会より、ロイヤルデザイナー・フォー・インダストリー(HonRDI)の称号を授与され、受賞歴は50を超える。出版物として作品集「NAOTO FUKASAWA」(Phaidon)など。

デザインテーマ「TOKYO」

「混沌としているようで秩序だっている。前衛的でありながらコンサバティブでもある。そんなコントラストが東京を成している。そんな東京から生まれる時計。見方によっては時計らしくもあり、時計らしくもない。今回のセイコー パワーデザインプロジェクトでは、そんな東京っぽい時計のデザインに取り組みました。」

深澤 直人

※現時点では、今回発表する作品を市販する予定はありません。

時計のデザインは長年にわたり積み上げられてきた技術と伝統の中で成熟し、その需要の広がりとともに、実用品としてばかりでなく、持つ人を演出する装身具として、あるいは精緻を極めた華やかな工芸品としてさまざまに発展してきました。しかし多くの人たちにとっての時計は、むしろ丸と直線で成り立った単純明快な形状で認知され、アイコン化されています。

今回のプロジェクトで取り組んだのは、こうしたアイコン化された時計をデザインすることです。単純ながら力強さを備えた時計は、どこか東京らしい雰囲気を持っています。

開催概要

  • 期間:2008年10月30日(木)~11月 3日(月・祝) 11:00 ~19:00
  • 会場:JIDA Design Museum in AXIS 東京都港区六本木5 - 17 - 1 AXISビル4F
  • オープニングパーティー 10月30日(木) 19:00~21:00
  • どなたでもご参加いただけます。

この件に関するプレス関係の方からのお問い合わせ先
セイコーウオッチ株式会社 広報宣伝部

紙誌面掲載時の一般のお客様からのお問い合わせ先
セイコーウオッチ(株) お客様相談室 0120-061-012

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