ダイバーウオッチのご使用上の注意

警告

ダイバーズウオッチを使用しての潜水の際は、取扱説明書で指示された操作以外は絶対にしないでください。誤った使い方をされ、表示内容の正しい理解を怠ると、死亡事故または重症事故につながる可能性があります。
ダイバーズウオッチは主に時間経過を表示する補助計器であり、使用者の安全を保障するものではありません。安全のためダイビング用に必要とされる機器(残圧計、水深計等)を併用することが必要です。
空気潜水用のダイバーズウオッチについては、ヘリウムガスを使用する「飽和潜水」には絶対に使用しないでください。
スキューバダイビングまたは、飽和潜水の正しい訓練を受け、安全な潜水に必要不可欠な経験と技術を有し、製品の操作と取扱いを完全にマスターし、毎回の潜水前に製品をすべて点検してください。

注意

潜水でのご使用の前に、次の項目を点検し、異常が認められる場合は、ダイビングには使用しないでください。

  • 時計が正常に作動しているか
  • 電池やぜんまいの残量は十分か
  • 回転ベゼルが正常に回転できること(時計と逆回りに回転します)
  • ねじロック式りゅうずがしっかりしまっていること
  • バンドとガラスに傷、ひび等の異常がないか
  • バンドの固定は確実か(ばね棒、とめ金、その他)

機種別の電池・ぜんまい残量確認ポイント

電池式、ソーラー、キネティックのアナログ時計: 秒針が2秒ごとの運針になっていないか。
デジタル時計: 表示全体が点滅していないか。
メカニカルウオッチ: 潜水前にりゅうずを回してぜんまいを巻き上げてください。
スプリングドライブ: パワーリザーブ表示は十分残っているか。残量が少ない場合は、りゅうずを回してぜんまいを巻き上げてください。

潜水中の注意事項

岩などの硬いものにはぶつけないように注意してください。水中でりゅうずのねじロックをゆるめないでください。回転ベゼルは水中ではやや回転がきつくなることがありますが、異常ではありません。