2015年9月30日
プレスリリース

<グランドセイコー>誕生55周年記念写真展 「Grand Seiko Through Three Photographers’ Eyes」展を開催 ~世界的に活躍するフォトグラファー、田原桂一、濱田祐史、野村佐紀子の3人がそれぞれの視点でグランドセイコーを切り取る~

田原桂一作品

セイコーウオッチ株式会社(代表取締役社長 兼 CEO:服部 真二、本社:東京都港区)は、 高級ウオッチブランド<グランドセイコー>55周年を記念したアートフォトプロジェクト「Grand Seiko Through Three Photographers’ Eyes」展を10月30日(金)から11月3日(火・祝)まで、東京・代官山の DAIKANYAMA T-SITE GARDEN GALLERYにて開催いたします。

グランドセイコーは、1960年の誕生以来、腕時計の原点である正確さと見やすさ、そして美しさを徹底追求し続け、歴史を紡いできました。根底にあるのは、現状に満足することのない深化と進化 ――「超えていく」というセイコーの強い思いです。ブランド誕生の55周年の節目にあたる今年、新たな取り組みとして、世界の第一線で活躍する日本人フォトグラファー、田原桂一、濱田祐史、野村佐紀子の3人が、グランドセイコーの「精緻なものづくり」、「時の持つ物語性」、「ブランドに関わる人々の想い」をそれぞれ独自の視点とセンスで切り取り、アートフォトとして結実させるというプロジェクトに挑みました。3人のアーティストは、工房や、デザインの現場、ブランドを知る人物を訪ね、繊細な部品の働きや針の動きのダイナミズムを可視化するなど、斬新かつ丁寧なアプローチにより、グランドセイコーの新たな魅力を引き出しました。

本展は、今年3月にスイスで開催された国際的な時計宝飾見本市「バーゼルワールド2015」で初めて公開され、7月には、ドイツ・フランクフルトの国際写真展「RAY」への出展など、各地を巡回し、時計業界のみならず、アートフォト・美術関係者からも高い評価を受けてまいりました。T-SITE GARDEN GALLERYでの展示は、東京では初の凱旋展となります。アートフォトという情感豊かな表現を得て、グランドセイコーならではの日本の美意識を世界へと発信いたします。

                            記

        展覧会名:   写真展「Grand Seiko Through Three Photographers’ Eyes」
        会  期:   2015年10月30日~11月3日 11:00~20:00 最終日のみ18:00まで(会期中無休)
        場  所:   DAIKANYAMA T-SITE GARDEN GALLERY(入場無料)

DAIKANYAMA T-SITE GARDEN GALLERY

〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町16-15

アクセス

電車 東急東横線「代官山駅」より徒歩5分
バス 東急トランセ「渋谷駅」→「代官山Tサイト」
お車 JR山手線「渋谷駅」より5分

プロフィール

田原 桂一

1951年京都生まれ。写真家である祖父の影響から写真技術を習得。1972年にパリに渡り、日本とは決定的に異質な光との出会いをきっかけに写真家を志す。1977年、アルル国際写真フェスティバル新人大賞を受賞。田原の写真は光が対象を照らし出すのではなく、対象によって浮き彫りにされた光そのものが主題である。2014年に、パリのヨーロッパ写真美術館にて回顧展を開催し、光の探求をメインテーマに「窓」「ポラロイド」「顔貌」「エクラ」などの代表作をはじめ、ガラスとシルク地にプリントされた「トルソー」シリーズと、最新作の「IN-BETWEEN」シリーズを展示した。

濱田 祐史

1979年大阪府生まれ。2003年日本大学芸術学部写真学科を卒業。出版社に勤務後、2006年よりフリーランスとなる。濱田の作品は、現代における写真の在り方を熟考した上で構築されたコンセプトを軸としながら、日本らしい詩的でミニマルな美しさを内包する。2014年、東京・POST(limArt Co., ltd)で初の写真集『photograph (lemon books)』刊行記念展、オランダのUnseen Photo Fairで開かれた「Anima on photography」展やスイスのFestival Imagesに参加。『photograph』はAperture/Paris Photo First PhotoBook Award 2014にノミネートされた。今年9月には写真集『C/M/Y』をオランダよりリリースするなど国内外で作品を発表し活動している。

野村 佐紀子

1967年山口県生まれ。九州産業大学芸術学部写真学科卒業後、荒木経惟に師事し、荒木にとって唯一の弟子となる。1993年頃より、写真家としての活動を開始し、東京を中心に、ヨーロッパ、アジア各国で作品を発表する。光と影の中に佇む被写体の肌触り、気配、感情までも伝わってくるような親密でドラマティックなモノクロ写真は国内外で高く評価され、英国国立美術館テート・モダン、東京都写真美術館などにも作品が収蔵されている。主な著書に『裸ノ時間(平凡社)』『黒猫(t.i.g)』『夜間飛行(リトルモア)』『黒闇(Akio Nagasawa Publishing)』『nude/a room /flowers(Match and Company)』『Flower(Libro Arte)』などがある。

お客様からのお問い合わせ先
セイコーウオッチ(株) お客様相談室 0120-061-012

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