2013年11月05日
プレスリリース

平成25年度「卓越した技能者(現代の名工)」表彰を受賞 機械式腕時計やクオーツ式複雑腕時計の組立・修理・技能指導の功績

セイコーウオッチ株式会社

セイコーホールディングス株式会社(社長 中村 吉伸)のグループの事業会社であるセイコーサービスセンター株式会社(代表取締役 西川 泰樹、住所 東京都江東区新大橋1-12-13)の社員で、プレミアムウオッチサービスステーション(注)にて、腕時計の高度な修理、調整、技能指導を行う笹川 修(ささがわおさむ)が、平成25年度の卓越した技能者「現代の名工※」表彰を受賞しました。

笹川 修は、1987年株式会社セイコーサービスセンターに入社以来、一貫して腕時計の修理、調整、組立業務に従事し、機械式やクオーツ式腕時計の修理全般に関する知識と技能を幅広く習得してきました。「グランドセイコー」をはじめとする高級腕時計やクロノグラフ搭載の複雑時計にいたるまで、修理、組立調整を卓越した技術で手掛けています。中でも、1/100ミリ単位での調整が必要な、機械式時計の精度を司る脱進機、調速機の高度な調整技能や、クロノグラフ(ストップウオッチ機能)搭載のクオーツ時計などの組み立て、調整に必要な高度な技術を有しています。時計技能競技全国大会においては、2001年に第二部門(クオーツ時計)で優勝を、さらに2002年には第一部門(機械式時計・クオーツ時計)でも優勝をいたしました。
また、社内のみならず時計技能競技大会の競技委員、技能検定委員などの役員を務めるとともに、幅広く業界の発展と後進技能者の育成・指導に貢献しており、これらの功績が認められました。

セイコーサービスセンター株式会社は、セイコーブランドの世界最高水準の品質と精度を誇る高級機械式時計や最先端のクオーツ式腕時計をはじめとして、お客様ご愛用の腕時計が正確に時を刻み続けるために、永年積み重ねてきた技術と知識を共有し、腕時計の修理、メンテナンスを確実なクオリティで実施しています。今後も、培ってきた伝統の技術・技能の普及・向上・継承を進め、お客様のかけがえのない「とき」に彩りを添えるよう努めてまいります。

  • 現代の名工
    卓越した技能を持ち、その道で第一人者と目されている技能者を表彰するもの。厚生労働省が年に1回、表彰を行う。

【笹川 修 (ささがわ おさむ)略歴】
1968 年生まれ。45 歳。
1987 年 株式会社セイコーサービスセンターに入社
2001 年 第14回時計技能競技全国大会 第二部門 優勝
2002 年 第15回時計技能競技全国大会 第一部門 優勝
2012 年 セイコープレミアムウオッチサービスステーション 所長代理

【セイコーホールディングスグループの「現代の名工」受賞者】
1999 年 セイコーインスツルメンツ(株)(現セイコーインスツル(株)) 櫻田 守
2002 年 セイコーインスツルメンツ(株)(現セイコーインスツル(株)) 照井 清
2009 年 盛岡セイコー工業(株) 観音堂 和司
(注)セイコープレミアムウオッチサービスステーション
http://www.seiko-watch.co.jp/gs/support/

セイコーサービスセンター内に設置のセイコーウオッチのプレミアムブランド、クレドール、グランドセイコー、ガランテ専用のサービスステーションです。メンテナンス技術はもちろん、充実したパーツ管理体制、外装加工などによりお客様にご満足いただける幅広いサービスを提供しています。

  • セイコーサービスセンター株式会社は、セイコーウオッチ株式会社の100%子会社になります。
「現代の名工」受賞の笹川 修
作業風景

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セイコーホールディングス(株) コーポレートコミュニケーション部 
tel:03-6739-9002

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