2008年度グッドデザイン賞を受賞

セイコーウオッチ株式会社(社長: 服部 真二、本社: 東京都港区)は、10月8日、財団法人日本産業デザイン振興会による「2008年度グッドデザイン賞」(※1)を、4つのデザインのウオッチと1つのプロジェクト活動で受賞いたしました。
セイコーのウオッチは、10年以上連続してグッドデザイン賞の受賞対象となっています。
※1:グッドデザイン賞
「グッドデザイン賞」は、1957年に旧通商産業省によって創設された「グッドデザイン商品選定制度」を継承し、1998年より(財)日本産業デザイン振興会が主催する、世界でも類をみない歴史と規模を有する総合的なデザイン評価・推奨制度です。2008年度の「グッドデザイン賞」は、この50余年にわたる成果を踏まえ、人間への愛を基調に、生活価値と社会・文化的な価値の創造という見地から公正な審査を行なうことによって、豊かさと持続可能性に満ちた生活、産業、社会の実現を目指しています。
<(財)日本産業デザイン振興会のウェブサイトより>
受賞対象の概要
「セイコー スピリット by パワーデザインプロジェクト」
セイコーのデザイナーによる創作活動「セイコー パワーデザインプロジェクト」
(※2)が2006年に掲げた「スタンダード」というテーマの作品の中から市販された商品です。
- ウオッチの基本造形である「球面」をモチーフとして随所に盛り込んだモデル
- 丸いウオッチの合理的な製造技法である「円錐挽き」をモチーフとしてデザインされたモデル
- 機能を損なわないよう、潔いほどに装飾を排したデザインが1970年代のスタンダードウオッチとして人気を博した「TypeⅡ」を、時代を越えて現代風によみがえらせたモデル
が商品化され、その3デザイン(6モデル)全てが、今回のグッドデザイン賞の対象となりました。
球面をモチーフにしたモデル 希望小売価格 各52,500円 (税込み)


円錐挽きをモチーフとしたモデル 希望小売価格 各47,250円 (税込み)


1970年代のスタンダードウオッチ「Type Ⅱ」を現代風によみがえらせたモデル 希望小売価格 各42,000円 (税込み)


※2:セイコー パワーデザインプロジェクト
2002年にスタートしたこの活動は、プロダクトデザイナー深澤直人氏のもと、セイコーウオッチ(株)、セイコーエプソン(株)、セイコークロック(株)所属のデザイナーが参加するワークショップです。毎年設定するテーマに沿って、さまざまな時計のデザインを提案し続けており、年々この活動に対する認知や期待が高まっています。
これまで、「東京デザイナーズウィーク」をはじめ国内外での展示を重ねており、大きな反響を呼んできました。
活動名「セイコー パワーデザインプロジェクト」
前述したこのプロジェクト活動そのものも、その価値が評価され、今回のグッドデザイン賞の対象となりました。

商品名:「セイコー プロスペックス スーパーランナーズ」
初心者から本格派まで、あらゆるランナーに向けたランニング用ウオッチ「スーパーランナーズ」の最新モデルです。
大きくて見やすい液晶デジタル表示、ランニング中に最も多用するラップ計測ボタンを前面に配した使いやすさ、誤操作を防ぐためにランニングに必要なボタンだけを分かりやすい色で差別化した点など、ランナーが求める操作性やデザインをそのまま実現した実用性の高いランニング用ウオッチです。
また、光で発電するソーラー式であり、かつ標準電波を受信して正確な時を刻む電波時計であるにもかかわらず、薄くて軽量なため、ランナーにやさしい軽快な装着感を実現しており、市場から高い評価を得ています。
希望小売価格 各19,950円(税込み)




2008年度グッドデザイン賞の授賞式は、11月6日に行われる予定です。
グッドデザイン賞のウェブサイト
http://www.g-mark.org/
この件に関するプレス関係の方からのお問い合わせ先 |