衝撃

時計は小さな部品を繊細なバランスで組み立てた精密な機械です。硬いものとの衝突や落下などにより衝撃が加わると、時計に強い振動が加わり、針の位置がずれたり、時計内部の部品に影響を与え、不具合の原因になることがあります。
また、時計を着用してスポーツを行うと、腕から衝撃・振動が伝わります。例えば、ゴルフのインパクトの瞬間、クラブがボールに当たる衝撃は、約1トンと言われています。テニスのショット、野球のバッティングなど衝撃が激しいスポーツも同様です。強い衝撃や振動が伝わるスポーツを行う際には時計の着用はお控えください。


貴金属やチタンはステンレススチールのものより傷がつきやすいためご注意ください。

チタンの傷

純チタンは軽さに比べて強度がある金属ですが、ステンレススチールのものより傷がつきやすいため、お取り扱いにご注意ください。またブライトチタンは純チタンの約1.5倍の硬度ですが、それでも傷はついてしまいます。修理は部品の交換が必要となります。

貴金属の傷

貴金属(18Kなど)は貴重で高価なものですが、一般のステンレススチールのものより傷がつきやすいため、お取り扱いにご注意ください。貴金属部品の修理については、研磨修理が可能な場合があります。

金属の硬さ

ケースに使われている金属の硬さは一般的に、ビッカース硬さと呼ばれる尺度で規定され、(Hv)という単位で表されます。
時計に使用される主な金属素材および表面仕上げの硬度は以下のとおりです。

素材

表面仕上げ

・チタンでも表面に硬いコーティングを施したダイヤシールドつきのチタンモデルなどもあります。
・ステンレススチールでも傷に強いと言われるセラミックスの1/5~1/6程度の硬さしかありませんので、決して傷に強いとは言えませんが、携帯性・装飾性に優れた金属です。