時計の精度(進み・遅れ度合い)

時計の精度(進み・遅れ度合い) | 磁気について | 防水について | 時計用語集

時計の種類によって正確さも違う?

一般的に機械式時計よりもクオーツ時計の方が正確に時を刻みます。時計の正確さは、日差/月差/年差であらわされます。


クオーツと機械式の精度

クオーツ時計の方が機械式時計より高精度なのはなぜ?

クオーツ時計は電池から動力をもらい、水晶とICで時計の精度を高めています。 これに対し機械式時計は、ぜんまいの力を動力にして、小さな部品が物理的に働き合い、ひげぜんまいなどの微細な部品の調整によって精度をコントロールしています。

これらの微細な部分は温度や磁気、衝撃などの外部環境や、姿勢、携帯時間、ぜんまいの巻き上げ量といった使用状況の影響を受けやすくそれが「1日に何秒」といった時計の遅れや進みとなって現れます。
機械式時計の精度について、詳しくは以下のページをご覧ください。
機械式時計の精度(進み・遅れ度合い)


日差/月差/年差

時計の精度は、日差/月差/年差 であらわされます。

日差 時計の1日の進み・遅れの度合いを表す用語。主に機械式時計の精度を表す場合に使用します。
月差 時計の1ヶ月間の進み・遅れの度合いを表す用語。
年差 時計の1年間の進み・遅れの度合いを表す用語。一般的なクオーツ時計の精度は月差で表すのに対し、高精度クオーツは年差で表されます。

年差についてのご注意

時計の精度は、少なくとも3~4ヶ月くらい携帯して判断することが大切

年差とは、1年間を通しての誤差を意味しており、1ヶ月の遅れ進みが必ずしも年差の12分の1になるということではありません。

年差±10秒の場合

春や秋には月に1~2秒進んでいたのが、冬には月に1秒遅れる時計があったり、冬場は正確に運針していて、春から秋まで月に1秒進む時計があったりと、温度の影響を受けて進み遅れの傾向は一つ一つの時計によってさまざまです。
年差時計の精度は、少なくとも3~4ヶ月くらい携帯して判断することが大切です。
日本の四季は寒暖の差が大きいこともあり、携帯の条件によっては上表の程度の進み・遅れが出る場合もあります。

機械式時計の平均日差
機械式時計の場合、その精度は使用環境や巻き上げ量等のさまざまな条件の影響を受けて毎日微妙に変化し、一定しないものです。機械式時計の日差は、1日だけで判断せず少なくとも1週間から10日程度の平均値を確認することが大切です。