2025 ENTRY / MYPAGE

SEIKO RECRUITING 2025

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PERSON
PERSON BTANDING SEIKO

新技術の創出とは
設計者として
何よりのやりがい

CREATION OF NEW TECHNOLOGYTHE DESIGNER'S REWARD.
K.YAMAMOTO
K.YAMAMOTO
時計設計部
2002年入社/理工学研究科卒
山本 幸祐
CREATION OF NEW TECHNOLOGYTHE DESIGNER'S REWARD.

NEW TECHNOLOGY DEVELOPMENT

#01
時計心臓部の新技術開発

従来できなかったスペック実現を
達成し、世の中に貢献

時計設計部に所属し、アナログ・クオーツ腕時計の駆動源であるモータ・部品設計を担当しています。正確な時刻を表示するための、いわば“心臓部”とも言える部分の技術品質、特にどんな環境下でも問題なく動く「頑健性」や「低消費電力」を維持するため、日々取り組んでいます。
主な業務は大きく分けて、「新技術開発」と「現行品最適化」の2つです。まず、新技術においては、最近では、プロスペックスシリーズで活用。「アナログ(ソーラー式)×デジタル」を備えたハイブリッドの新キャリバー・H851を搭載したダイバーズウオッチを手がけました。創出した新技術が認められることは技術者にとって何よりのやりがい。アナログ・クオーツのスペックにはモータが大きく寄与し、開発成果が品質に直接影響します。そのため従来実現できなかったスペックを達成し、それが強みと認められることで得られる達成感は格別です。
また、「新技術開発」と同様に大切な業務が、生産性向上やスペックアップのための「現行品最適化」。その取り組みにおいての代表例が、弊社独自技術であるモータの省エネ駆動システムで、このシステムは広く世の中に役立つ発明だと評価され、おかげさまで令和元年の千葉県知事賞を受賞しました。

VERY PROUD AS A DESIGNER

#02
設計者としての誇らしさ

試行錯誤しながら開発。
店頭で正確に時を刻む
様子を見て達成感

私自身、大学時代は精密機械について学んでおり、志望していた職種に就くことができ有意義な日々を過ごせています。とはいえ、学生時代の研究とは異なり、企業の製品開発においては、世に送り出した製品はすべて正しく動作しないといけないという大きなミッションがあります。しかしながら、数多くの製品をつくる過程では、どうしても誤差やばらつきが生じたり、また、初期の実験では順調に進んでいたものが、段階を経て想定外の挙動が発生してしまったり等、開発途中に壁にぶつかることもしばしば。上述のモータの省エネ駆動システムの開発も、実は賞をいただくまでの道のりは簡単なものではありませんでした。開発がスタートしたのは13~14年前で、軌道に乗り始めたのがそこから1~2年後のこと。主要メンバーは部内の4名で進めていましたが、根を詰めすぎて行き詰まったり、皆がむしゃらで時には衝突したりと、様々な苦労がありました。そんな時には、弊社の多くの優秀なエンジニアや、ベテランの技術・知識を持ったスペシャリストの意見を参考にしました。そして、無事完成させることができ、特許も取得できました。決して平坦な道ばかりではありませんでしたが、自分自身の成長にも繋がった貴重な経験だと感じています。
モータ・部品は一度採用が決定すると、様々な時計に用いられます。そのため、関わっている時計は多種にわたり、店頭で目にする機会も多くあります。ショーウィンドウなどで見かけても、デザインよりも針の動きが気になってしまうのは設計者ならではかもしれません(笑)。弊社の商品が正確に時を刻んでくれている姿を見ると安堵すると同時に、設計者としてとても誇らしい気持ちになります。

MOTIVATION TO WORK

#03
働く上でのモチベーション

「この技術があって良かった」
そう言ってもらえる開発を

弊社では、若手時代から活躍のチャンスが与えられます。実際に私自身、モータの省エネ駆動システム開発を担当したのが、入社4〜5年目の頃でした。中堅の立場となった今、自分が若手の頃に諸先輩にしてもらったように、後輩たちのチャレンジをサポートしていきたいと思います。
また、確固たる「歴史・伝統」に基づいた技術力があるのも弊社の強み。2020年“ビジネスパーソンが抱く企業イメージ調査”の品質部門で首位(日本経済新聞20/2/19記事より)という光栄な評価も頂いています。このような実績は、働く上でのモチベーションにつながると同時に、お客様からの信頼に泥を塗ることなく、より良い製品を生み出していかなければならない、と改めて責任感を感じさせてくれるものでもあります。
少しプライベートの話になりますが、息子が小学1年生の頃に授業参観に行った際、偶然にもその日の授業のテーマが「時計の読み方」でした。自分自身の職業とマッチした偶然に驚くとともに、時計というものがとても身近で、生活する上で大切なものであるということを改めて知ることができた瞬間でした。
そのような時計の設計者として今後、お客様からも、一緒にものづくりをする社内の仲間からも「この技術があって良かった」と思ってもらえるようなものを開発していきたいと考えています。設計の知識・ノウハウはもちろん重要ですが、より良い製品・技術を発信するために、現状に満足せず、専門分野以外の知識も深めてさらなる成長を目指したい。それによって個人も組織も活性化していけるものだと信じています。

GRAND SEIKO
MY BRANDING_SEIKO

装飾品として心を豊かにし、一日に多くのことを達成するために必要なもの。18世紀のアメリカの政治家、ベンジャミン・フランクリンが残した「今日一日は明日二日分の価値がある」という名言があります。私自身、今日一日を充実させるべく、仕事でもプライベートでも多くのことをこなすため、「何時までにやり遂げる」と常に目標を立てます。有限な時間を無駄なく過ごすためにも時間を頻繁に確認するため、時間を知るためには腕時計が一番機能的だと実感しています。

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