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ぜんまいの巻きかた

この時計は、自動巻式機械時計(手巻つき)です。

ぜんまいは時計を腕につけた状態では通常の腕の動きで自然に巻くことができます。また、りゅうずをまわしてぜんまいを巻くこともできます。

止まっている時計をお使いになるときは、時計を振っても動き出しますが、りゅうずをまわしぜんまいが十分に巻かれた状態にしまして、日付と時刻を合わせてから腕におつけください。ぜんまいを巻く際には、りゅうず0段位置で右回転方向にゆっくりとまわしてください。なお、りゅうずは左方向では空回りするようになっています。また、ぜんまいはフル巻上げ状態でぜんまいがスリップするようになっており、ぜんまいを切る心配はありません。

ねじロック式りゅうずのモデルは、操作前にりゅうずのロックを外し、操作後必ずロックをしてください。

ぜんまいが十分に巻き上げられた状態での可動時間は約70時間です。

ぜんまいの巻き上げ量が不足しますと進み遅れの原因になりますので、1日10時間以上携帯することをおすすめします。また、時計を腕につけないでご使用される場合は、毎日一定の時刻にりゅうずをまわしぜんまいを十分に巻いてご使用ください。

ぜんまいが解けて止まった状態からお使いの場合、りゅうずでぜんまいを巻き上げても直ぐには動きません。機械式時計の特徴でぜんまい巻き始めのぜんまいトルク(力)が弱いためです。ぜんまいが巻かれてある程度の強いトルクに達すると秒針が動き始めますが、早めに動かすためには、時計を振りてんぷを強制的に回転させることで動かすことができます。