Seeking the Origins of Presage Craftmanship in Arita

セイコー プレザージュの職人技
その起源を求めて
有田編

時によって磨かれた職人の技と日本の美意識を世界に発信し続けるセイコー プレザージュ。唯一無二の価値と美の起源を求めて、日本における磁器発祥の地・有田を訪れる旅へご案内します。

Seiko Presage Arita Porcelain Dial Seiko Presage Arita Porcelain Dial

セイコー プレザージュ
クラフツマンシップシリーズ
有田焼ダイヤルモデル

セイコー プレザージュ
クラフツマンシップシリーズ
有田焼ダイヤルモデル

日本の美意識は、時空を超えて

歴史ある有田焼の磁器をダイヤルに採用したセイコー プレザージュ有田焼ダイヤルモデルは、セイコーが誇る機械式ムーブメントと、有田焼芸術のコラボレーションによって誕生しました。伝統と革新。美しさと機能性。時を経ても変わらないものと新たな進化の融合。艶やかな質感と繊細な立体感、洗練された佇まいに、日本の美意識と感性が込められています。

※こちらのモデルは国内でのお取り扱いはございません。ご了承のほどお願いいたします。

400年を超える歴史が、今日も息づく場所

九州・佐賀県に位置する有田町。豊かな自然に恵まれたこの美しい里山は、17世紀初頭に日本で初めて磁器が作られてから現在に至るまで、国内のみならず世界的な名窯として、磁器づくりの故郷であり続けています。この地で産声を上げた「有田焼」は瞬く間にその名を轟かせ、ヨーロッパ初の磁器を生んだドイツのマイセンなど、世界に影響を与えました。400年余の時を超え、有田では今日も多くの職人たちが伝統を受け継ぎながら、新たな進化を続けています。

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  • 多くの窯元や工房、ギャラリーが軒を連ねる有田の街並みは、のんびりとそぞろ歩くだけで、初めてなのに懐かしく、何度訪れても新鮮な魅力に満ちています。

    「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されたエリアには江戸時代後期から明治、大正、昭和初期の建物がそのまま残され、有田の歴史を肌で感じながらの散策は格別です。

  • 多くの窯元や工房、ギャラリーが軒を連ねる有田の街並みは、のんびりとそぞろ歩くだけで、初めてなのに懐かしく、何度訪れても新鮮な魅力に満ちています。

    「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されたエリアには江戸時代後期から明治、大正、昭和初期の建物がそのまま残され、有田の歴史を肌で感じながらの散策は格別です。

  • かつて登り窯を築くために使われた耐火煉瓦(トンバイ)の廃材や窯道具などを赤土で塗り固めて作られた「トンバイ塀」が続く裏通りに足を踏み入れると、まるでタイムスリップしたかのような感覚に。日々の営みから生まれるものを無駄なく活かす暮らしには、SDGsが注目されるより遥か昔から、当たり前のようにサステナビリティが息づいています。ちなみに、トンバイ塀には、有田の貴重な技術を盗もうとする者から大切な伝統を守る役割もありました。

  • 散策の途中でふと空を見上げると、有田焼の老舗窯元の名を冠した煙突が無数にそびえ立っていることに気づきます。それらを抱くように町の四方を囲む山々は、美しいだけでなく、世界的にも貴重な有田焼の技術が流出するのを防ぐ上でも、重要な地理的意味を持っていました。

  • 手付かずの原生林が残る黒髪山の竜門峡。清らかな水が大地を肥やし、森に生きる動植物に命の恵みを与えています。この渓谷美に象徴される自然の営み、そこに宿る精神性が、日本最高峰の磁器が生まれる源になっているのです。

黒髪山から注がれる石清水は、「名水百選」「水源の森百選」にも選ばれた名水。その水源から汲み出された清冽な水は、地元の蒸溜所で佐賀県産の二条大麦を使用した絶品の本格麦焼酎となって多くのファンに愛されています。

有田の知る人ぞ知るブランド地鶏「ありたどり」。厳選された飼料と飼育方法によって、限られた飼育農家が生産している若鶏肉は、驚くほど柔らかくジューシー。鶏肉本来の旨味あふれる唐揚げは、観光客のみならず地元の人たちも朝早くから行列をつくるほどの絶品です。

有田の知る人ぞ知るブランド地鶏「ありたどり」。厳選された飼料と飼育方法によって、限られた飼育農家が生産している若鶏肉は、驚くほど柔らかくジューシー。鶏肉本来の旨味あふれる唐揚げは、観光客のみならず地元の人たちも朝早くから行列をつくるほどの絶品です。

緑豊かな自然の中で愛情たっぷり丹念に育てられた、最高級伊万里産佐賀牛「伊万里牛」は、きめ細やかな肉質と上品な甘みが特長で、多くの賞に輝く逸品。伊万里牛を使ったチーズたっぷりの香ばしい焼きカレーは、大人気のご当地メニュー。

ありたどりや地場産の野菜を使った「焼きもの」をはじめ、「酢のもの」「煮もの」「蒸しもの」「揚げもの」の5つの料理を、玉手箱をイメージした有田焼の器に盛り付けた「有田焼五膳」。目も舌も存分に楽しませてくれる、まさに食べる芸術作品と呼ぶにふさわしいご当地グルメです。

  • 世界とつながる有田の美・食・空間

    有田焼の誕生400周年を機に、江戸の鎖国時代に西洋諸国として唯一交流のあったオランダとの縁を記念してオープンした、オーベルジュスタイルの宿「アリタハウス(arita huis)」。シンプルモダンな11室の客室と、地元の食材をふんだんに使った創作料理を堪能できるダイニングでは、有田焼を五感で感じる贅沢と、豊かな時間と空間を満喫することができます。

革新こそが、伝統を守ること

有田焼 陶工 橋口博之氏

プレザージュの有田焼ダイヤルモデルは、1830年創業の老舗窯元「しん窯」の陶工 橋口博之氏監修のもとに製作されています。両親が共に磁器メーカーに勤めていたこともあり、幼い頃から有田焼に囲まれて育ったという橋口氏は、自分が作る作品は常に“芸術性を持った作品″であると同時に“人が生活の中で使う商品”であることを強く意識し、美しさと機能性の理想的なバランスを探り続けてきました。先人たちから受け継いだ技術を大切に守りながら、自分というフィルターを通して“有田焼らしさ”を追求する中で辿り着いたのが、「伝統を守り後世へと伝えるためにこそ、革新に挑戦しなければならない」という哲学。

プレザージュとのコラボレーションに携わるにあたり、「ものづくりに対する姿勢において、セイコーの技術者の方々には大いに共感するところがあります」と語ります。「パッと見ではわかりにくいかもしれませんが、この有田焼ダイヤルは、同じ形状に異なる厚みを持たせることで陰影のある表情を持たせています。それを我々の伝統技術で表現するのはかなり難易度が高いのですが、それをどこまで薄くできるか、物理的に可能なギリギリまで追求しました」と製作秘話を明かしてくれました。橋口氏はまた、ひとつの作品を作る過程の“鋳込み”で発生する廃材を別の作品に利用するなど、サステナブルなものづくりにもこだわっています。伝統を守りながら、時代と共に進化を遂げていくこと。橋口氏の挑戦はこれからも続きます。

プレザージュの有田焼ダイヤルモデルは、1830年創業の老舗窯元「しん窯」の陶工 橋口博之氏監修のもとに製作されています。両親が共に磁器メーカーに勤めていたこともあり、幼い頃から有田焼に囲まれて育ったという橋口氏は、自分が作る作品は常に“芸術性を持った作品″であると同時に“人が生活の中で使う商品”であることを強く意識し、美しさと機能性の理想的なバランスを探り続けてきました。先人たちから受け継いだ技術を大切に守りながら、自分というフィルターを通して“有田焼らしさ”を追求する中で辿り着いたのが、「伝統を守り後世へと伝えるためにこそ、革新に挑戦しなければならない」という哲学。

プレザージュとのコラボレーションに携わるにあたり、「ものづくりに対する姿勢において、セイコーの技術者の方々には大いに共感するところがあります」と語ります。「パッと見ではわかりにくいかもしれませんが、この有田焼ダイヤルは、同じ形状に異なる厚みを持たせることで陰影のある表情を持たせています。それを我々の伝統技術で表現するのはかなり難易度が高いのですが、それをどこまで薄くできるか、物理的に可能なギリギリまで追求しました」と製作秘話を明かしてくれました。橋口氏はまた、ひとつの作品を作る過程の“鋳込み”で発生する廃材を別の作品に利用するなど、サステナブルなものづくりにもこだわっています。伝統を守りながら、時代と共に進化を遂げていくこと。橋口氏の挑戦はこれからも続きます。

  • 「しん窯」を代表する「青花 匠」シリーズは、伝統工芸士としての橋口氏が自らの手で匠の技を惜しみなく表現した、繊細で凛とした美しさに満ちた作品群。

    全ての器が実用品であると同時に芸術作品でもあります。

  • しん窯の敷地内では、伝統的な造りの「登り窯」が残されています。傾斜面に階段状の窯を築くことで生まれる燃焼ガスの対流を活用した登り窯による作陶は、火入れから焼き上がりまで数日を要するほど手間のかかるもの。炎と煙で燃え上がる光景はまさに圧巻です。

しん窯では、名工・橋口氏をはじめ卓越した職人たちの丁寧な指導のもと、有田焼の制作工程の一部を体験することもできます。

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歴史を誇り、未来を紡ぐ

プレザージュ有田焼ダイヤルに新モデルが登場。立体的なカーブを描く白磁ダイヤルは、薄さの限界まで究めた職人技により、わずか1mmほどの厚みの中に繊細な高低差を表現。有田焼ならではの艶めく光沢と柔らかな陰影、純白のダイヤルに凛とした青のインデックスと針のコントラストが、新たな気品と優美さを実現しています。

今回の有田への旅はいかがでしたか?セイコー プレザージュ有田焼ダイヤルモデルに息づく奥深い伝統文化や豊かな自然の力について、より深く知っていただけたとしたら、これほどうれしいことはありません。プレザージュの美への探求はこれからも続きます。よろしければまたご一緒できる日を楽しみに。

Lineup

  • SARX095

    SARX095

  • SARW049

    SARW049

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