用語集

セラミックスと金属の粉末を混ぜ合わせ焼結して製造された素材。セラミックスの持つ硬度・耐摩耗性・耐熱性や金属の持つ靱性等を兼ね備えているという特徴がある。また、一般のセラミックスと異なり、金属色を出すこともできる。

計測したラップタイムの中で、最も速かった周の周回数とラップタイムを呼び出す機能。

計測した気圧値のうち最低の値をメモリーする機能。

指定のボタンを押すと、アラームの音色を簡単に試聴できる機能。

人工的に造ったサファイアを用いたガラス。

カーブサファイアガラス

デュアルカーブサファイアガラス

ボックス型サファイアガラス

ハードレックスの上に、特殊な接着方法でサファイアガラスを貼りつけた、2枚構造のガラス。

春～秋にかけて、時刻を標準時刻よりも進め、日中の時間を有効活用しようとする制度（＝daylight saving time）。

国により制度が異なり、サマータイムを採用している国ではサマータイム時に時刻を1時間時刻を進める国が多くみられる。

垂直に回転する円盤状の回転体に紙製のヤスリなどを備え付けて、その面に時計のケースを水平に押し当てることで、きっちりとした平面とシャープなエッジを残したまま研磨する、高度な技術を要する研磨技術。機械メーカーの呼称から名づけられた。

ストップウオッチ機構の帰零構造をいう。ストップウオッチの秒針、分針、時針の同時帰零（ゼロリセット）を瞬時に行うとともに、耐久性やメンテナンス性を高めたセイコー独自の画期的なパーツ。

簡単な操作によって、計測とは関係なく、CG針（ストップウオッチ機能の針）が一斉に急速運針を開始する機能。

時針と24時針がそれぞれ別の時刻を示すことによって、時差のある2つのタイムゾーンの時刻を表示することができる機能。

ムーブメントが見えるように裏ぶた部にガラスがはめ込まれている。

磁界中の物体が磁気を帯びること。

時計の場合は金属部品が磁石と同じ性質を持ってしまうこと。

GPS衛星からの電波を受信することで時刻情報/位置情報を取得し、現在地の正確な時刻やカレンダーを表示するGPS衛星電波修正機能を備え、ダイヤルの下にあるソーラーセルが、受けた光を「電気エネルギー」に換え時計を駆動する。

現在地の一日の潮の干満差の情報をいう。

強い磁気などによる方位センサーの磁北の検出精度の悪化を改善するための操作をいう。

磁北と地図上の真北のずれを一致させるために方位計の角度の補正を行うこと。

海外旅行等で時差のある地域へ移動した場合、時計を止めることなく現地の時刻に修正できる機能。

カレンダー連動時差修正機能

表示コントラスト（明るさ）の調整とアラーム音の選択ができる機能。

CPUなどの ICを組み込んだ時計で、電池交換時やトラブル発生時に時計の各種機能を初期状態に戻す機能。

一定期間発電されないと、針の動きを止めてエネルギーの消費量を節約する機能。針は動いていないが、時計の回路内部では時刻を刻み続けているので、一定の発電があると刻み続けている時刻を自動的に表示する。

ぜんまいの物理的な「力」を使って歯車や針を回す機械式の中で、腕の動きによってぜんまいを自動的に巻き上げる機能。

充電式時計の充電残量を確認できる機能。

歩行や走行の運動強度と運動時間から消費したエネルギーの目安をカロリーに換算して表示する機能。

秒針が時分針軸から離れた別の軸になっている時計。

生糸の成分を粉末化したシルクパウダーを混合した塗装。

1. 1秒当りの周期の数。ヘルツ(Hz)で示す。
   例：水晶32,768Hz
2. てんぷ式については、1秒または1時間当りの半周期の数。半周期を1振動と数え、“○○振動”と表す。振動数(Hz)の2倍の値となる。
   例：10振動/秒=36,000振動/時=5Hz
   備考：一般に、○○振動/秒を○○振動と略す。

指先をセンサーの上に置くことによって心拍数を測定する機能。

クオーツ時計 (水晶時計)

連続して流れるような、スムーズな秒針の動きをいう。

ストップウオッチ機構の伝達方式で、スタート・ストップ時の指針ずれや針飛びが起きにくいのが特徴。

裏ぶたの固定方式の1つで、ケースにねじ込むことで裏ぶたをケースに固定する構造のこと。

ガラスの表裏両面に無反射コーティング処理を施した透明被膜。

これは光の反射を約99％以上抑え、ダイヤルを見やすくする効果がある。

ムーブメントの小さな隙間から、微細なチリ・ホコリが歯車の間などに入り込まないように、またローター部の潤滑油切れを防ぐように、輪列受の形状に工夫をしている構造(9F系キャリバーに搭載)。

従来の硬質コーティングと比べ約1.5倍、セイコー独自の表面加工技術「ダイヤシールド」と比べても約1.2倍の硬度を備え、傷つきにくいのが特徴。

ムーブメントを骸骨（スケルトン）のように削ぎ落とす装飾加工を施し、外装からムーブメントの動きがよく見える時計。

クオーツ時計に用いられ、電気パルスにより 1秒間隔で間欠的に回転するモーター。

経過時間が計測できる時計。

1分間に何回という割合でペースを設定すると、そのペースで音を出し続ける機能。

ストップウオッチで、スタートから途中までの経過時間を意味する。

スプリングドライブは、メカニカルウオッチと同様にぜんまいをエネルギー源としながら、ICと水晶の正確な振動を利用し、クオーツウオッチに匹敵する精度を実現した、メカニカル式、クオーツ式に並ぶセイコー独自の第三の駆動機構。

小秒針時計

「Spron」とは「きれない/さびない/疲労しない」を目指して開発された、セイコー独自の合金素材。長く愛用できる機械式時計を作り出すために、素材から改良を重ね続けて開発された独自素材の「Spron」を、動力ぜんまいとひげぜんまいに採用。

「太陽光検出」と「受信メモリー」の組み合わせにより、充電量が十分にあれば、1日1回※自動的にGPS衛星電波の時刻情報を受信し時刻を修正する機能。

• 受信できなかった場合、次の自動時刻修正は翌日以降。

1. 外出等で明るい太陽光が当たることで自動で時刻修正を始める。(太陽光検出）
2. 上着等に隠れてダイヤルに太陽光が当たらない場合でも、前回、強制時刻修正（またはタイムゾーン修正）が成功した時刻を記憶していて、同時刻に自動で時刻修正を始める。（受信メモリー）

マラソン大会のコース上に敷設されている計測用マットに反応し、自動でラップを取得する機能。

進み・遅れの範囲を示す。

• クオーツウオッチの精度は、気温5℃〜35℃の環境で1日12時間程度腕に着けた場合の進み・遅れの範囲を示す。
• メカニカルウオッチ（機械式時計）の精度は、時計の姿勢（向き）によって進み・遅れの具合が変わり、またお客様のご使用になる条件（携帯時間・温度・腕の動き・ぜんまいの巻き上げ量など）により、所定の精度の範囲を超える場合がある。1日のみの誤差で判断せず、1週間〜10日程度の誤差で判断する。

センサーの働きにより、自動的に計測開始・終了する機能。

空気潜水用防水と飽和潜水用防水の総称。

光エネルギーを電気エネルギーに換えて蓄える機能。専用の二次電池を使用しており、定期的な電池交換は不要。

太陽電池

標準電波を受信して正確な時刻やカレンダーを表示する電波修正機能を備え、ダイヤルの下にあるソーラーセルが、受けた光を「電気エネルギー」に換え時計を駆動する。

ワールドタイムソーラー電波時計

現在の光の当たり具合での発電レベルや、電池残量（バッテリーインジケータ）を表示する機能。

ボタンを押したことが目だけでなく耳でも確認できるように「ピッ」と音が出る機能。

ソーラー時計およびソーラー電波時計において時計が止まっても光を感じるとすぐに動きはじめる機能。